先輩漁業者の紹介(佐藤 勇さん)

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掲載日:2019/03/28

先輩漁業者の紹介(佐藤 勇さん)

氏名:佐藤 勇
出身地:神奈川県
所属漁協:高知県漁業協同組合 室戸統括支所
研修期間:平成26年10月〜平成28年9月
漁業種類:釣り漁業(キンメダイ漁など)

漁師になろうと思ったきっかけは?

釣りが趣味で、休日には伊豆方面などに出かけていました。子供の独立の目途が立ったので、漁師になる決意を固め、会社を退職して、知り合いの漁師さんの手伝いをして漁業技術を習得していました。平成26年2月に東京で開催された「漁業就業支援フェア」で、高知県の漁業研修支援制度の説明を受け、高知県で独立自営の漁師になろうと思いました。

研修中・研修後に心がけたことは?

指導者の方や他の漁師さんに、できるだけ迷惑にならないことを心がけました。
独立自営型の漁業では、地域の漁師さんたちと漁場や漁模様に関する情報交換が大切ですので、独立後は、コミュニケーション能力が必要だと思います。

独立に当たって気を付けておくことは?

独立に当たっては、漁船の調達や、組合員になるための出資金、当面の運転資金などの資金が必要になりますので、独立自営型の漁師を目指す場合は、十分な資金計画を立てておく必要があります。

漁師になって良かったことは?

自分のペースで仕事ができることと、自分の釣った新鮮な魚が食べられることです。

漁師を目指す方へのアドバイス

独立自営型の漁業は、体が資本です。定年退職もありませんので、健康や仕事を自己管理できれば、長く続けることが出来ます。一方で、サラリーマンを続ける場合とは、退職後に受け取る年金の額なども変わってきますので、老後の生活設計も含めて、漁業就業を考える必要があると思います。

漁のようす
漁のようす

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